15周年で何か初心に返りたいと思い至ったのですが、修行時代から50年近く珈琲の仕事をしていると初心とはどの辺りかで悩んてしまいました。
取りあえず1番新しく始めたのがこのホームページを作って珈琲豆を売ることなので息子に譲った卸業者としての豆を売っていた時代の初心を考えてみました。
卸業者としては今は廃業なさっているのですが大阪に本社があったジャイアント商会から奈良での営業権を買って奈良営業所として卸業を営んでいました、喫茶店の中の仕事や珈琲豆の目利は修行時代に学びましたが、水回りや機材の整備を含む1人で店を切り盛りする知識はジャイアント時代に多くの店舗のお客様とのお付き合いの中で学べたように思います。
当店のオリジナルブレンドもジャイアント商会の配合をベースにより自分の好みに改良したものなので、その時の名称にあやかりブルマンブレンドを「五番」コロンビアブレンドを「二番」オリジナルブレンドを「六番」と変更したいと思います。
初心に返るのに名称の回帰は少々安易な気がしますが懐かしくしっくりきます。
ちなみにジャイアント商会は昭和初期から平成中期まで営業していたのですが、私が働き始めた頃には「四番」はアメリカンであったのですが「一番」と「三番」はありませんでした、アイスコーヒーは別にあったので残りの2種類は謎ですね。